復刻版!電子書籍ビジネス2011


 先日データの整理をしていたら、興味深い電子書籍が発掘されました。それは、私が2011年11月~2012年2月頃に執筆したEWAのレポートです。今読み直しても、通用する内容だと思ったのでここに特別公開させて頂きます。

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 尚、現在の状況に合わせて一部編集しましたが、大まかな内容は変わりません。あなたのお役に立てれば幸いです。

復刻版!電子書籍ビジネス2011

 はじめまして。一般社団法人EWAの細田朋希と申します。

 EWAは電子出版文化の発展に少しでも貢献できるよう、2011年10月に設立されました。電子出版ビジネスを、主にマーケティングの視点から解説しています。私たちの理念は、あなたのビジネスに役立つ“超実践的”な情報をお届けすることに尽きます。

 素晴らしい内容なのに、マーケティングをしていない為に多くの人に行き渡らない。これは人類にとっての損失だと思うのです。また、すべてを自分で行う必要もありません。表現が得意な人と、マーケティングが得意な人が組んで、作品を世の中に提供するのも素敵なことです。

 本記事があなたの電子書籍ビジネスのお役に立てば本望です。

01. 電子出版ビジネス業界団体EWAとは?

 私は、2010年から電子出版ビジネスに参入しました。当時メディアでは「電子書籍」と騒がれていましたが、実際の市場は生まれたばかりで混沌としていました。誰もが先行きを疑う中、私も試行錯誤を繰り返しました。正直、ここには書けないような失敗もありました。

 しかし、そんな失敗を乗り越えた2011年、光が見えてきました。

 それが“スマートフォン”と“ソーシャルメディア”の普及です。これによりコンテンツビジネスの未来が明確になりました。電子出版は必ずブレイクする。いや、それどころかゴールドラッシュが誕生する。私たちはそう確信したのです。

 これだけは忘れないでください。電子出版ビジネスは、「スマートフォン向けのコンテンツビジネス」です。

 もちろんパソコンユーザーにも訴求できます。ですが、今のタイミングからスマホ向けと認識していると、かなり有利な戦略展開が可能になります。そして、電子出版ビジネスの本質、成功ルートをお伝えすべくEWAを設立しました。細かい能書きを話すつもりはありません。EWAの目的はただ1つ。

 あなたに、電子出版ビジネスで成功して頂くための情報を渾身の力でお伝えすること。

 この1点につきます。今回の御縁をキッカケに、末長いお付き合いを頂ければ嬉しく思います。

02. なぜ、今がチャンスなのか?

 ここで、よく頂くご質問を元に、電子出版の可能性を対話形式でお伝えします。本記事を読み終わる頃には、なぜ今がチャンスなのか? その理由を、ご理解頂けるはずです。

「細田さん、私のビジネスは電子書籍とは無縁なんですけど」

 書籍という言葉の印象から、そう思われたのかもしれません。電子出版=あらゆるデジタルコンテンツと考えてみてください。無限の可能性が見えてきます。

「なるほど。つまり内容は何でもアリということですか?」

 その通りです。あなたは今、ウェブ上で何か活動をしていますか?

「ブログやメルマガ、フェイスブックなどで会社の紹介やお客さん向けの情報発信をしてます」

 じゃあ、今すぐ電子出版を開始できます。

「えっ?どういうことですか?」

 電子書籍は、アイディア次第であらゆる活用方法が可能です。すぐ思いつくものですが、例えば…

 ・メルマガを再編集、書籍化し有料販売
 ・または、書籍を集客のフロントエンドとして活用
 ・会社紹介パンフレット書籍を作り、集客に活用する

 これらであれば、今すぐに始められます。

「デジタルコンテンツであれば、流用できるんですね」

 そうです。

「色々できるので迷いますね。細田さんは何がお勧めですか?」

 まずは

 ・集客用書籍を作る
 ・有料書籍を作る

 この2つに注力することをお勧めします。

「どうしてですか?」

 電子書籍はスマートフォンユーザーにアプローチできます。

 2011年10月時点で、スマホユーザーは1,456万人。2016年までには7,000万人に達します。また、スマートフォンアプリ市場を見ると、導入初期にも関わらず67.8億円の市場規模があります(※参考:コムスコア・ジャパン株式会社、MM総研 2011年)。

 以上のデータから客観的に考えても、確実にお金が動くマーケットであることが分かります。

「なるほど。確かに可能性ありますね」

 もう少し未来を覗いてみましょう。スマホユーザーは今年(2012年)中に、2,000~2,500万人に達すると予測されています。そこに、ニーズに合った電子書籍を提供すれば売れます。市場規模が大規模ですので、それだけでも非常に大きなチャンスです。

「そんなに簡単に売れるのですか?」

 もちろん、マーケティングは必要です。その為に、私たちはEWAを通して電子出版マーケティングの知識をお伝えしています。さらにもうひとつメリットがあります。

「何ですか?」

 電子出版のメリットは一度コンテンツを作ってしまえば、ほぼ全自動でマーケティング~販売が可能なことです。1回の労力が、永続的な利益をもたらしてくれるのです。7,000万人に達する頃、あなたの“電子出版帝国”が完成していれば…

「物凄いチャンスがあります」

 はい。だからこそ、今がチャンスなのです。

 対話はここで終わりますが、あなたはどう感じましたか?

 ここでは、私たちの見据えている未来を共有させて頂きました。派手な言葉を使う気はないのですが、市場規模・チャンスを考えると、どう控え目に表現してもゴールドラッシュという表現が適当だと思います。

 あなたが、電子出版ビジネスを開始する場合は、ぜひEWAをフォローして頂ければ嬉しく思います。常に最新の電子出版の本質をお伝えさせて頂きます。

03. 失敗は私たちがしておきました

 次に、私たちの失敗談をシェアしたいと思います。どんなに可能性がある市場でも“失敗”は付き物です。特にそれが新規市場であれば尚更です。

 失敗と言うとネガティブなイメージだし、なるべくならしたくないものです。私たちも、2010年からから電子出版ビジネス市場に参入し、例に漏れず数多くの失敗をしてきました。テストマーケティングの費用も含めていますが、金額にするなら、1,500万円ほど掛かってしまいました。

 でも、私たちは今になって失敗してきて良かったと思っています。無理矢理に思い込んでいるのではありません。もちろん当時は本気で落ち込みましたし、弱気になったのも事実です。でも、今は本当に良かったと思っています。

 なぜなら、失敗の原因をあなたとシェア出来るからです。

 どんなことをすると失敗するのか?成功するパターンはどんなものなのか?これらが明白に見えてきました。それらをあなたにシェアすることができれば、あなたの成功確率は大幅に上がります。

 2010年秋。当時の市場は混沌としており、誰もが手探り状態でした。私は「とにかく“電子書籍”と打ち出せば売れるだろう」なんて安易な考えから、ある商品を開発し販売しました。しかし、サイトオープンしてから1ヵ月。期待した数値の100分の1も売れませんでした。

 今になって冷静に思い返せば、分かります。いくら広告を打っても、いくら綺麗なホームページを作っても、需要が無ければ売れません。こんな当たり前の事に気付かず、突っ走ってしまったのです。ここから分かることは、需要がゼロなら、何をどうやっても売れない、欲しい人に、欲しいものを提供すれば、売れるという当たり前のことです。

 ですが、実は未だに多くの人が、同じことでつまずいています。電子書籍なら何でも売れる。プラットフォームに出しておけば売れる。値段を安くすれば売れる。この様な視点では、決して売れることはありません。お客様視点が欠如しています。

 これはKindle(Amazon)が来ようと、Appleが来ようと変わりません。しっかりしたマーケティングを行える人が、当然に勝つのです。こんな失敗をしない為に、私たちは一貫して、“技術的な話は要らない。必要なのはマーケティングである”というメッセージを発信しています。少し過激な言い方ですが、技術はもちろん大切です。

 しかし、仕掛ける側としては、まずマーケティング的な視点から市場を俯瞰し、その後に技術的な知識を活用すれば良いのです。これが前述の失敗から得た教訓です。

 その後も、電子出版ビジネスの市場を観察してきて分かりました。この業界は、マーケティング視点を持っている人が圧倒的に足りません。と言うことは、いち早く正しい電子出版戦略やマーケティングを実施すれば、勝てる可能性が大幅に高まるのです。

 そういった情報を、誰にも邪魔されず発信する為に私たちはEWAという組織を設立しました。目的はただひとつ。

あなたに誰よりも早く正しい電子出版マーケティングをお伝えし、成功を掴んで頂くことです。

 失敗は私たちがしておきました。あなたは、同じ間違いを繰り返す必要はありません。「結論」のみを手にして、先へお進みください。

04. 電子出版物語

 電子出版ビジネスは様々な関わり方が出来て、それぞれにチャンスが存在します。だからこそ、「ゴールドラッシュ」と名付けました。金を発掘するのも良いでしょう。つるはしを販売するのも良いでしょう。お宝マップの様な情報を販売しても良いでしょう。

 もしあなたが、どこにどう関わろうかとまだ迷っていたなら私たちはまず「金を発掘する」ことをお勧めします。

 「金を発掘」とはつまり、電子書籍作家として活動することです。次に、ブランディングの観点から見ていきましょう。

 Facebook、ツイッターを始めとするソーシャルメディアの発達で今後の販促プロモーションはブランディングになります。実例として、ある事例をシェアしたいと思います。まだ始まったばかりなので、途中なのですが今後リアルタイムに進行していきます(その方がリアリティあってご参考になるかと思います)。

 【電子出版物語】
 彼女はファッション系の大学に通っています。これまで様々な服をデザインし、作ってきました。卒業年の文化祭である作品を作りました。「黒」をテーマにした作品です。通常ならば、文化祭が終了したら良い思い出として終わりです。

 しかし、彼女はその作品コンセプトブックを電子書籍にしようと考えました。そうすれば、自分の名刺代わりになるし、共感するファンを集められるかもしれない。そんな考えからでした。電子書籍を作る途中で彼女は思いました。

 どうせなら、もっと多くの人に知ってほしい。そして、電子書籍をFacebookやツイッター、ブログなどで告知することにしました。ただ告知するだけでは面白くありません。しっかり自分ブランドが打ち出せるような世界観を作り上げようと思いました。

 これは今まさに進行していることです。軽い気持ちから始まった電子出版準備がキッカケとなり、自分のブランド化までアイディアが進みました。

 今後、Facebookのファンページやブログで作品公開をする予定になっています。少しビジネスからは離れましたが、ムーブメントとして起き始めていることです。彼女がこういったオンラインの活動を続けていくとどんなことが起きるでしょう?

 まず、ファンの育成が可能になります。電子書籍にしておいておくだけで、興味がある人はダウンロードして読みます。共感した人が、ファンになっていきます。ファンがファンを呼び、ソーシャルネットワークの中で、仲間がどんどん増えていきます。いつの日か、彼女が独立してオリジナルブランドを立ち上げたいと思ったら、すでに固定ファンが何千人といればリスクなく独立しビジネス展開が可能になります。

 これは夢物語ではありません。ソーシャルメディアと電子出版を活用すれば、誰にでも出来ることなのです。

 この事例をシェアしたのは、「一歩進むと、新しいアイディアが浮かんで、次の一歩が踏み出しやすくなる」ことをお伝えしたかったからです。

 ぜひあなたも、電子出版できる分野を考えてみてください。

05. メルマガ電子出版のススメ

 次は即実践に繋がる情報をお届けします。

 実績も無い。市場の認知度も無い。コンテンツも無い。この様な“徒手空拳”の状態であっても、電子出版ビジネスの観点から見れば十分チャンスはあります。

 「細田さん、いくら電子出版ビジネスにチャンスがあると言っても、何も無いならさすがに無理じゃないですか?」

 と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 私も「ある観点」を持っていなければ、今回のお話をすることは出来ませんでした。重要な情報をお伝えします今回は非常に重要なトピックについて言及しますので少し長くなります。

 あなたがどんなビジネスを行っていても、必ずお役に立てる情報だと思いますので、ぜひお読みください。

 徒手空拳からビジネス展開を加速する方法は、「メルマガ電子出版」と「ジョイントベンチャー(以下JV:お互いの強みを生かし、共同で事業を行うこと)」が鍵となります。この2つを掛け合わせるのは、現時点で最も素早く、最も効果が期待できる最強の手法です。

 詳しく説明します。

 例えば、まぐまぐは日本最大手のメルマガ配信スタンドです。まぐまぐには、優れたコンテンツをたくさんお持ちのメルマガライターが多数います。中には数万人の読者を抱えた、人気ライターもいます。しかし、そんな人気ライター達の、ほとんどが電子出版ビジネスの方法論を知りません。

 もしあなたが人気メルマガライターに、的確なJV提案を行えば、かなりの確率で組める可能性があります。

 JV提案内容は幾つもありますが、「発行しているメルマガの電子書籍化&販売」を考えてみましょう。

 すでに30,000人の読者を抱えているライターに、「今、配信されているメルマガを、電子書籍化して販売しませんか?電子書籍化や販売等は私が代行するので、あなたには何のリスクもありません。そして、書籍が売れた時のみ売上を折半にしませんか?」と言った趣旨の提案をします。もちろん誠実に、相手の利益を優先して行います。併せてしっかりとした契約書を結びます。

 相手にとっては、何も無いところから新しいキャッシュポイントが生まれることになることに加え、電子書籍作家としてのブランドもつきますのでなかなかNOと言えない提案です。すると、いきなり30,000名の読者を対象にビジネスを立ち上げることができます。相手と信頼関係を築けば、さらに新しい書籍を共同制作することも可能かもしれません。

 少し考えただけでも、大きな可能性があると思いませんか?

 しかし、JVをまだ行った事がない方は、いきなり提案して上手くいくはずがないと尻込みするかもしれません。ご安心ください。私も元々積極的にアプローチするタイプではありません。以前はJVなんて夢のまた夢だと思っていました。

 それでも「電子出版」を切り口にJV提案を行った所、幾つも素晴らしいJVが成立しています。現時点で「電子出版ビジネス」の知識を持っていることは、あなたの強力な強みとなるのです。ぜひ参考にしてみてください。

06. 自己出版帝国を構築する方法

 「自己出版帝国」という考え方があります。

 自己出版帝国とは、すべてのメディアで自コンテンツを繋ぎ、あらゆる場所でブランディングや教育を行う方法です。

 これまでのWEBメディア活用は一軒家でした。それが今後、帝国となっていくのです。抽象的ですので、詳しく説明します。

 まず、一軒家の場合。たまたまブログに訪問してきても、数個の記事を読んだらどこかに行ってしまう。ツイッターでリツイートされても、その時だけで後のコミュニケーションには繋がらない。メルマガは良く読んでいるけど、それ以外の媒体を知らない。この様にそれぞれのメディアが独立しており、連動しませんでした。

 今後は、ソーシャルメディア、動画マーケティング、電子出版等のメディアが登場したことにより、各メディアにそれぞれの役割を持たす必要が出てきたのです。

 例えば、以前であればツイッターは何となくつぶやくだけでも、それなりのアクセスが見込めました。今は、あまりにも数が増え過ぎた為、よほど興味を惹くつぶやきをしなければ、注目されません。

 この状況下で、ツイッターを集客に使うのは得策でしょうか?特にこれからフォロワーゼロで始める場合は、なかなか厳しいものがあります。であるなら、発想を変えてみます。ツイッターは、リアルタイム性を活かして“カスタマーサポート”と“更新通知”にのみ活用します。

 次に電子出版ビジネスの観点から、各メディアの活用方法を考えてみましょう。

 【メルマガ】
 メルマガは、顧客と直接のコミュニケーションをとれる強力なツールです。すべてのメディアは、お客様のメールアドレスを取得する為にあると言っても言い過ぎではないはずです。至る所で、メルアドを収集できる仕掛けを作ります。これは今も昔も変わりません。

 【Facebook】
 フェイスブックは、信頼性を証明する場として使います。本名を公開していることに加え、コメント等のやりとりにより客観的な評価が蓄積されていきます。“名刺”の様な役割です。

 【ブログ】
 ブログは、メルマガやツイッター等の流れていってしまう情報をためておく場として使います。何かのキッカケであなたのファンになったお客様が、ブログを読めば一気にあなたのスタンスを理解できるようにしておきます。

 【ツイッター】
 ツイッターは前述の通り、カスタマーサポートや、最新情報の告知にのみ使います。この様に決めておくことで、不要なつぶやきを防ぎます。もちろん、集客に使うことも効果的です。

 【YouTube】
 動画コンテンツは、様々な場所で有効活用できます。YouTubeにアップしておけば、タグを貼りつけるだけで他メディアに表示できるので便利です。

 【電子書籍】
 電子書籍は、テクノロジー的には新しいですが、“本”というメディアであることを考えれば、活用方法は従来通りです。あなたの理念、方向性、考え方を的確に伝え、ブランドを強固にする為に使います。どのメディアから入ってきても、本を読んで貰うことで、関係性が強固なものとなります。

 これまでは、主に士業・コンサルタント等の専門家にとって本を書くことは非常に有効な手段とされていました。これからは、それに加えてインターネットでビジネスを行うすべての人にとっても、本を書くことが有効なプロモーション手段になっていくはずです。

 人は知らない人からサービスを受けたくありません。良く知っていて、さらに尊敬できる人から買いたいと思うものです。あなたのブランドを促進するものとして、電子書籍は欠かせないものになります。

 【ホームページ】
 以前であれば、WEBでビジネス活動するならまずホームページが必要でした。しかし、今後は逆転してくると考えています。まず上記の無料インフラを活用し、コンテンツを固めます。そして、ホームページを軸にして、すべてのコンテンツを繋いでいきます。また、ワードプレスベースのホームページであれば、ブログの役割も兼ねられます。

 以上を繋ぐことで、あなたの自己出版帝国が完成します。

 文章だけ読むと難しく思うかもしれませんが、目的をハッキリさせているので、実際にやってみると意外とスムーズに行えると思います。

 ぜひ参考にしてみてください。

07. なぜ、多岐に渡るビジネスモデルをお伝えするのか?

 EWAでは主にデジタルコンテンツビジネスの観点から、電子出版のビジネスモデルをお伝えしています。そして、それだけではなく、リアルビジネスとの連動、制作業、出版代行業等のビジネスモデルもお伝えしています。

 分野が多岐に渡るので、かなりの情報量があります。もしかしたら、「こんなにやらなくてはならないのか」と不安を覚えた方もいらっしゃるかもしれません。

 ご安心ください。いきなりすべてをやる必要はありません。あなたが“面白そう”“チャンスがありそう”と思った分野から始めてみてください。前述した通り、最初の一歩が次の一歩を生み出します。

 では、なぜ私たちが1つの分野に特化せず、敢えて広い分野について言及しているのか?

 実は、執筆する際もお知らせする際も、1つの分野に絞った方がやりやすいのが正直なところです。それでも、あらゆる分野をあなたにお伝えしたい理由は「すべてのビジネスモデルが繋がってくるから」です。

 例えば、あなたが、ノウハウを電子書籍化して販売することからスタートします。そのプロセスで様々な経験が蓄積されます。すると経験を活かして、次に「制作業」や「出版代行業」が可能となります。様々な案件に携わるうちに、市場のパターンが見えてきます。その経験があれば、今度は「コンサルタント」として活動できます。

 この様に始めの一歩が、あらゆるビジネスに関連してきます。だからこそ、あなたには電子出版ビジネスの種類・可能性をあらかじめ知っていて欲しいのです。知っていれば、柔軟に対応できますし、新しいチャンスもつかみやすくなります。以上が、私たちが情報発信する上で心掛けていることです。

08. 技術も勿論マスターして頂きます

 EWAでは主に、電子出版ビジネスの“マーケティング”に特化した情報をお送りしています。これには深い理由があります。

 私たちはEPUBという技術に1年半以上関わっていますので、技術的なことも大体把握しています。しかし、EWAを設立した時「技術の話は最後にしよう」と決めていました。というのも、“技術だけ”知っていても、まだ足りないからです。

 誤解の無いようにお伝えしておきますが、私は技術者の方、高いスキルを持つ方を、心の底から尊敬します。技術者の方とお話ししていると、その情熱にとてもワクワクします。気を抜けば、EPUBの技術的なことを話したくてウズウズしてしまいます。だからこそ、私たちはまずマーケティングの知識からシェアするべきだと思ったのです。

 と言うのも、いくら凄い技術があっても、それをビジネス化できるかどうかはまた別の話です。“マクドナルドは、世界一美味しいハンバーガーではないが、世界一売れているハンバーガー”という話にも通じるかと思います。同じく、いくら電子書籍制作の技術を高めても、まず売る手段を知らなければ、せっかくの技術が役に立たないのです。

 そう言った意味で、“マーケティング”のスキルはあらゆる場面で必ず必要とされます。少し脱線しますが、もし私が大学生の自分に手紙を出すとしたら「マーケティングをマスターしてほしい」と送ります。マーケティングスキルこそ、最も応用できるスキルだと思うからです。

09. 守るものはありません

 電子出版ビジネスは、様々な企業が様々な取り組み方をしています。しかし、これから伸びる市場にも関わらず、やたらと批判的な人を見かけます。

 なぜ批判するんだろう?と思って、その人のブログやタイムラインを読んでみると、多くの場合、“何かを守るため”に批判を繰り返しています。人には人の考え方があるので、それについてはとやかく言うつもりはありません。

 そういった意味でEWAの強みは“守るものがないこと”だと思っています。EWAは、業界のしがらみとも、スポンサーとも無縁です。誰にも遠慮せずに、あなたのお役にたてる情報をダイレクトに伝えることができます。

 併せて、ビジネスモデルやリアルタイムな実践結果など、通常であれば隠しておきたいインサイダー情報も何のためらいもなく公開しています。ですが、決して安売りしているわけではありません。あなたの成功に役立つ情報のみをお送りします私たちの頭の中には、あなたのことしかありません。

 こんな早い段階で、EWAを見つけて頂き、さらにご賛同してくれたあなたには、私たちの出来る限り、すべての情報・ノウハウ・知恵をシェアしたいと思っています。あなたの不利益になるような情報は何があっても配信しませんし、プラスになる情報であれば、業界から批判されようと公開します。

 なので、もしあなたがチャンスを感じたら、まずどんなことでも構いませんので、最初の一歩を踏み出してください。

 EWAをお読み頂いた読者の中には、すでにご自身のビジネスに活用し、実践を始めている方が増えてきています。みなさん「思った以上に簡単にスタートできた」と言います。

 ひとつ事例をシェアします。ある方は、これまで無料配信していたメルマガ7通を、電子書籍にまとめて出版しました。すると広告もしないのに売れ始めました。ご本人は、「無料で配信していたものだし、まさかお金になるとは思わなかった」と驚いています。

 このように、いきなり大規模に始める必要はないのです。最初は気楽な形で出版してみてください。

10. ケータイバブル再来

 EWAでは何度もお伝えしていますが、電子出版ビジネスを語る時、“スマートフォン”の存在だけは無視できません。インプレスの最新のデータによると、スマートフォンは2011年度時点で2,714万契約、2016年度には8,456万契約に達するとされています。

 莫大な市場規模であることは、数字を見れば分かります。もうひとつ見逃せない点があります。それが“マインドシェア”です。

※マインドシェア…お客様の心に、商品・サービス・ブランドが占める占有率

 すでにスマホをご利用の方は実感されていると思いますが、スマホはやれることが多いので、ガラケーよりもさらに多くの時間使ってしまいます。私はガラケーの時、メールチェックとたまに調べ物をするぐらいでしたが、今は一日3時間以上スマホを見る生活になってしまいました。

 インプレスのデータでも、75.7%の人がそう感じているようです。つまり、ガラケーの時以上にスマホ周辺ビジネスに対するマインドシェアが増えるのです。

 このデータを少し読み解くだけでも、第二のケータイバブルが起きることが容易に分かります。

 ケータイバブル時代のことをご存知ですか?ちょうど私は、大手着メロサイトの案件に携わっていたですが、当時、月額105円の会員制サービスに350万人以上の有料会員がいました。毎月3億5千万円以上の売上です。この会社はネットだけでなくリアル媒体にも強く、試写会などの案内をすれば、すぐに数百人の会場が満席になりました。彼らがこれだけ儲けたのは、先行者利益に他なりません。他にも探せば山ほど成功事例が出てきます。

 次のバブルは永いです。テクノロジーの進化により構造は多少変わると思いますが、“スマホバブル”が起きるのも当然と見ることができます。しかも、はじけるバブルではなく、次のインフラが登場するまでずっと続くバブルです。

 ただし、短期な視点では成功を掴むことはできません。「アプリが儲かりそうならアプリを」「ECサイトが儲かりそうなECサイトを」なんて考えは捨ててください。いくらバブルだと言っても、そういった視点で利益を上げるのは難しいです。

 今こそ基本に、戻る必要があります。本当のニーズは?人々が本当に欲しているものは何でしょう?

 前述の着メロサイトのビジネス構造は、極シンプルなものでした。

 「ヒット曲の着信メロディを有料で販売する」

 ただこれだけです。これだけで、年間40億円以上を売り上げたのです。では、なぜ当時、人々は着メロを欲しがったのか?

 ・好きなアーティストの着メロにしたい(ファン心理)
 ・人と違う着信音にしたい(個性的でありたい欲求)
 ・自分の好きなように変えたい(カスタマイズ欲求)

 このような“当たり前のニーズ”を満たしているに過ぎません。では、電子出版では?

 EWAは電子出版ビジネスに特化していますので、その観点からも考えてみましょう。電子書籍とは、つまり“本”のことです。テクノロジーとしては新しくても、本質的には何百年と続いてきた文化の延長です。

 ではなぜ、私たちは本を読むのでしょう?

 ・知識、ノウハウを得たい
 ・悩みを解決したい
 ・楽しみたい
 ・成長したい

 大別すれば、これが本に対する本質的なニーズになります。そして、電子書籍であってもこれらのニーズを満たすことが可能です。スマホ時代の電子書籍の強みは、これまで本を読んでこなかった層にもリーチできることです。非常に重要な視点なので、もう一度言いますね。

 これまで本を読んでこなかった層にも、リーチできるのです。

 実例を挙げて説明します。私の髪を切ってくれている美容師さん(♀)は、自宅にパソコンは無く、本も全く読まなかったそうです。最近スマホに買い替えました。Facebookを始め、ネット検索することも増えたと言います。今後、彼女が何かの機会で探し物をしているとき、自分のニーズに合った電子書籍を見つけたら購入するでしょう。

 あくまで一例ですが、市場が広がるとはこういう側面もあります。7,000万人にアプローチできる市場というのは決して大袈裟な表現ではありません。まだまだお伝えしたいことは山ほどあるのですが、長くなってしまうのでこの辺りでまとめさせて頂きます。

 今後、“スマホバブル”で大きな売り上げを上げることは、他の市場と比べてもかなり容易だと見ることができます。

 なぜなら、

 ・スマホによりマインドシェアが増える
 ・ケータイバブルと同じく先行者利益を得られる時期にある
 ・代替品が無いため、スマホバブルの期間は永い
 ・人々のニーズはいつの時代も不変である
 ・これまでアプローチできなかった層にもリーチできて、市場規模は7,000万人を超える

 しかも、今すぐ個人レベルで参入することが出来ます。寝ながら稼げるという意味ではありませんが、寝ながら稼げる仕組みを作るのは今がチャンスです。EWAでは、今後も継続的に最新動向、ビジネスチャンスをお伝えしていく予定です。

11. 小さな一歩が、大きな成功に繋がる

 いよいよ最後となりました。

 本記事には、電子出版ビジネスの成功における本質を包み隠さず記載致しました。あなたのビジネスにお役立て頂ければ本望です。今後もあなただけには方法論、成功パターンを常にシェアさせて頂きますので楽しみにしていてください。

 以前、ある会計士の先生とお話する機会がありました。その方によると、見る目の厳しいベンチャーキャピタルが今後伸びるであろう企業を選定するとき、小さな成功パターンをどれだけ持っているかに着目すると言います。

 電子出版ビジネスにも同じことが言えます。今日、小さな行動をしてみます。すると小さな結果が出ます。一日は小さくても、毎日継続していくと、いつのまにか小さな成功パターンが出来上がってきます。小さな成功パターンが確立すれば、パターンを拡大していけば大きな成功に繋がります。

 ネットで活躍している方々を間近で見ていても、共通項が見えてきます。みなさん、実践し、結果を検証し、改善する。そして、小さな成功パターンを積み上げて大きく成功する。という習慣をお持ちです。

 いきなり派手に成功するのは宝くじに当たるようなものですし、実践の裏付けが無いので長続きしません。ぜひ大きな成功に向けて、小さな一歩を踏み出してください。

 ここまでEWAをお読みになりご共感頂けた様であれば、あなたと私は志を同じくする仲間です。今後も一切の妥協なく、最新情報をシェアさせて頂きます。

 あなたの成功を、心より応援しています。今後ともよろしくお願い致します。ありがとうございました。


2014-11-25 | Posted in プログラム, 電子出版戦略論No Comments »