「エストリビューター」を作った理由

電子出版戦略論

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私が日本における「エストリビューター」の概念・方法論を最初に意識したのは2011年でした。

その頃は、先行き不透明の市場で、「可能性のひとつ」として事業に取り入れていました。

その後、Kindleが上陸して、市場が拡大すると共に「電子書籍を作って欲しい」というご要望を頂くことが多くなりました。

この時、特に印象深かったのは、実業を行っている経営者、個人事業主の方からご相談が多かったことです。

それまで、私はどちらかと言えば、「ネットビジネス」として電子書籍を捉えていました。

しかし、多くのクライアント様とお付き合いするうちに、電子書籍は実業ビジネスと非常に相性が良いことに気付きました。

よく考えればそれは当然のことで、もともと「出版」自体が実業的な世界から生まれたものでした。

では、実業と相性が良いと、エストリビューターはビジネスとしてどんなメリットがあるのでしょう?

もっとも分かりやすいメリットとしては、「高単価」のビジネスが行えることです。

ネット上で3万円で提供しているサービスであれば、実業の場合、その10倍~30倍の単価が請求できます。

これは当然のことです。全自動ではなく人の手が介在するので、明確な根拠をもって単価を上げることができます。

すべてのビジネスパーソンが持つべきスキル

そのようなビジネスモデルであることに気付いてから、私は早急に「エストリビューター」のビジネスモデルを体系化したいと思うようになりました。

なぜなら、「出版」と「ネット」という視点から捉えれば・・・

エストリビュータービジネスは、「あらゆるビジネスパーソンがご自身のビジネスに活かせるビジネスモデルである」ことを確信したからです。

しかし・・・

エストリビューターに必要な知識、技術、ツールなどを自前でゼロから揃えようとすれば、最低でも1,000万円は掛かります。

さらに、数年に渡る検証を続けなければなりません。
時間・金銭的に非常に大きなリスクです。

そこで、私が培ってきたすべてを一挙にまとめて体系化することを決意しました。

以上が、エストリビューターを作った理由と背景になります。

実業のビジネスモデルに根ざしているからこそ、数年ではなく数十年単位で通用していくスキルです。

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