電子出版ビジネス=スマートフォン向けデジタルコンテンツビジネス

sumaho

 「電子書籍」といっても、テレビや新聞で見聞きするだけで、ビジネス活用と言うとピンと来ないかも知れません。そこで、今回は電子出版ビジネスにおける「可能性」と「チャンスを掴む方法」をお伝えします。私たちがお伝えするのは、ただの電子書籍論ではありません。9,000万人以上の顧客を相手にできるビジネスについて話します。

 インターネットが登場した時、ケータイがブームになった時、ネットからミリオネアが誕生した時。後になって、私たちは「自分がその時、その場にいれば!」と思います。当時、その空気を感じ取った堀江貴文氏は、起業する寸前にこう思ったと言います。

1994年の暮れ、僕はアルバイト先でインターネットに出会い、大きな衝撃を受けました。
「これは情報通信革命を起こすメディアだ」と直感したのです。
「みんなまだ気づいてないぜ」と、一人で金鉱脈を掘り当てたみたいな気分になりました。

(『稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方』/光文社 99~100頁より引用)

電子出版ビジネスにとっては、今が「その場、その時」です。

 もし、あなたが「スマートフォン市場」「デジタルコンテンツビジネス」というキーワードを聞いて、「チャンスがありそう」だと思ったなら、ぜひ先をお読みください。個人的にも派手な言葉遣いはしたくないのですが、決して大袈裟に言っているのではありません。まさに今、非常に大きな新しいビジネス市場が生まれています。

 また、本サイトでお伝えする内容は、よくある「一過性の儲け話」ではありません。読む人によっては、本サイトの内容だけで起業し成功することが可能でしょう。副業であっても、本業を上回る収益を得ることが可能かもしれません(私たちは現実主義者です。夢物語を話しているのではありません)。そのチャンスを掴むためには、電子書籍を違う角度から捉えなおす必要があります。

「電子出版の本質」とは?

 最初に、最も重要な点をお伝えします。先ほど「スマートフォン市場」という言葉を使いました。なぜ単なる電子出版ではなく、あえてスマートフォンという視点を加えているのでしょう。実はここに、電子出版ビジネスの本質があります。

 ここを見誤ると、幾多のチャンスを掴むことが出来なくなります。もし私が、この本質を掴んでいなかったら、電子書籍市場に参入することはありませんでした。

スマートフォン電子出版市場

 それは、電子出版ビジネス=スマートフォン向けデジタルコンテンツビジネスという視点です(ここで言う「スマートフォン」は、キンドル等の読書端末や、iPad等のタブレットPCも含みます)。

 スマホ向けデジタルコンテンツ市場は、新しい市場でありながら、教育ビジネス、コンテンツビジネス、アプリビジネス、ケータイビジネス、広告ビジネスといったビジネスの要素を持っており、すでに数百億円単位の莫大なお金が動き出している市場です。

 しかし、世間一般の電子書籍の認識は、まったく違う方向に向いています。

 「紙の本をデジタル化するのが電子書籍」
 「電子書籍なんだから安くあるべき」
 「有名著者の本じゃないと売れない」

 ほとんどの人が、このような認識を当たり前に持っています。しかし、彼らは「お客様」のことを考えていません。自分たちのことしか考えていません。だからこそチャンスがあります。私たちは電子書籍を「コンテンツビジネスに革命を起こすメディア」であることを確信しています。電子出版では、著者と読者がダイレクトにつながります。従来の出版では有り得なかった「仕組み」が構築できるようになります。

 今回は、電子出版ビジネス=スマートフォン向けデジタルコンテンツビジネスという視点をぜひ覚えておいてください。