電子出版が上手くいかない人の特徴

電子出版戦略論

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 よく「電子書籍を出版したら売れるんですか?」とか「どうやって売るんですか?」というご質問を頂くことがあります。

 私はこれまで、間接的な書籍も含めると1,000冊を超える電子書籍プロモーションを見てきました。成功事例も、失敗事例も知っています。

 そこで今回は「失敗する人の特徴」についてお話します。
 失敗要因を取り除けば、自ずと成功できます。

電子書籍で失敗する人の共通要素

 電子書籍を出版して、まったく成果が出ない人には一定の特徴があります。
 そのなかでも必ず共通しているのが「自分で責任を負わず、誰かのせいにする人」です。

 電子書籍を出版して思った通りにいかないと
 「やっぱり電子書籍はダメだ」
 「販売プラットフォームが悪い」
 「お客が悪い」
 と文句を言い始めます。

 すべて外部要因のせいにするのです。

 売れないのはその人だけで、電子書籍で大ヒットを飛ばしている人はたくさんいます。

 派手な例で言えば、又吉さんの『火花』は電子書籍だけで10万部売れています。私の知人のインディーズビジネス作家も、出版後すぐに1万部を達成しさらに商業出版にもつなげた人がいます。

 成功する人はしています。上手くいかないなら、戦略やプロモーションを変えれば良いだけです。

 しかし、人のせいにしていると、いつまで経っても変化を起こせません。

上から目線の人も成功できません

 私もよく出くわすのですが、上から目線の人もやはり上手くいきません。

 すべてのビジネスに共通しますが、プロモーションや営業は泥臭い部分が必ず必要です。それを行わないで、上から目線で批判ばかりする・・・これでは上手くいくはずがありません。

 情報を聞き出すためだけに近づいてくる。試すようなことを言ってくる。自分のことは何も話さないで、上から目線でノウハウを聞き出そうとする人もいました。

 こんな人達に協力したいとは思いません。

成功する人は誠実です

 成功する人は誠実に実践をします。
 だから、どんどん出版サイクルが改善されていきますし、外部の人の協力も得られます。

 そして、戦略的に出版計画を立て、あらかじめ決めた「目標」に向かって進んでいきます。つまり、成功する人と失敗する人は、出版をする前にすでに決まっているのです。

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