期待と失望と電子出版


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 ホームページを作っても、ブログを書いても、YouTubeに動画をアップしても、いきなり「買うか、買わないか」の対象にはなりません。

 電子書籍は出版した時点で「売買の対象」になります。
 これが他のメディアと大きく違う点です。

 だからこそ、電子出版を始める時には「期待」と「失望」がつきまといます。

全然売れないのは誰のせい?

 ホームページを作って1ヶ月後に「売れないじゃないか!」という人はいません。
 しかし、電子書籍だと「出版して1ヶ月だけど全然売れないんですけど…」と失望される方が多数いらっしゃいます。

 そういう人に限って、自分では何の努力もせず、すべてを人のせいにしています。
 数千万人が利用するAmazonで出版して売れないのであれば、それは自分に何か大きな原因があるということです。

 この点はハッキリと書きますが売れない時は売れません。なぜなら、出版には時流、流行り、タイミング、運という要素が絡むからです。

 これは紙の出版であっても同様です。大手出版社から出したからといって、ヒットの確率が上がることはありません。すべての要素が合わさった時に、ベストセラーが生まれます。

電子書籍はやめるべき?

 では、売れないから電子出版はやめた方が良いのか?

 もちろん、そんなはずはありません。そもそも出版しなければ、幾多のチャンスを掴む可能性はゼロになってしまいます。

 情報過多の時代を生きるビジネスパーソンにとって、電子書籍を出版することは名刺を作ることと同じです。以前は、名刺がないとビジネスが始められなかったように、今後は自著としての電子書籍がないとブランドが築けない時代になってきています。

 名刺を作って「儲からなかった」という人がいないように、電子書籍にも見当違いな期待をしないことが大切です。

正しい努力をすれば必ず売れます

 もちろん、絶対に売れないと言っているのではありません。
 上記は販売努力を何もしなかった場合です。

 正しい努力をすれば、どんどん売れていきます。

 そして、すべてが上手く噛み合えば、無名インディーズ作家が、瞬く間に数万部を販売することもあります。
 数万部売れたら、それこそ「人生が変わるレベル」のインパクトが起きます。

 だからこそ、過剰な期待をせずに、着実な出版戦略を行っていくことで、本当のチャンスを掴むことができます。


2015-12-07 | Posted in 電子出版戦略論No Comments »